内装と備品で手一杯で、Webは後回しになっている。オープンしてから考えればいい、と思っている方へ。

Googleビジネスプロフィールは開業前に作れます。むしろ公式がそれを勧めています。ただし手順の順番が1つだけ決まっていて、ここを逆にすると意図した表示になりません。

作業そのものは10分ほどです。

開業前でも作れる。公式が勧めている

Googleのヘルプには、こう書かれています。

ビジネスが開業前の場合は、Google でビジネス プロフィールを作成し、開業予定日と住所をコミュニティに知らせましょう。(開業日を追加する)

開業していないから登録できない、ということはありません。

入力するのは年と月だけです。日にちは入りません。「2026年11月」までで、11月20日という指定はできない。ここは最初に知っておくと迷いません。

そして、1年先の日付まで入力できます。物件が決まって開業月が見えた時点で、もう入れられます。

順番を間違えない

ここがこの記事の本題です。

公式は「日付を入力して、オーナー確認を行うと」と書いている

ヘルプの文はこうです。

日付を入力してビジネスのオーナー確認を行うと、開業日の 90 日前から Google にプロフィールが表示されるようになります。

日付の入力が先、オーナー確認が後という順序で書かれています。

実務でもこの順にしてください。先にオーナー確認を済ませてしまうと、「営業中の店」として扱われた状態から未来の日付を入れ直すことになり、余計な審査が挟まります。

なお、順番を逆にした場合に具体的にどうなるかは、Googleの公式ヘルプに記載を確認できませんでした。ロカオプの記事にはアカウントが停止しうると書かれていますが、公式の裏付けは取れていません。確実なのは、公式が示している順序があるということです。わざわざ外す理由がない。

90日前から表示される

開業日を入れてオーナー確認が通ると、開業日の90日前からプロフィールが表示されます。

逆に言うと、90日より前に登録しても、地図には出てきません。焦って半年前に登録しても、表示が早まるわけではない。

ただ、登録しておくこと自体には意味があります。物件が決まった段階で押さえておけば、開業直前の慌ただしい時期に手を動かさずに済みます。準備が最も忙しいのは直前の2週間です。

開業前のオーナー確認でつまずくところ

開業前ならではの問題が1つあります。看板がまだ無い。

Googleのオーナー確認では、多くの場合、動画の撮影が求められます。そこで映すよう求められるものの1つが、店舗の外観とビジネスの看板です。工事中で看板が上がっていないと、ここで止まります。

対処は2つです。

1つは、看板が付いてから確認に進むこと。内装工事の終盤で看板が上がったら、そのタイミングでやる。

もう1つは、店名が固定して掲示されているものを探すこと。テナントビルなら1階の集合看板、入口ドアの表示、ポストの表示。工事中の仮囲いに掲示されている施工看板は、固定掲示とは扱われにくい。

オーナー確認の詳しい要件はGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認が通らないときに書きました。動画はその場でライブ撮影する必要があるので、店に行ける日に合わせて進めてください。

そしてもう1つ。オーナー確認は、店主本人の手元でしかできません。当社が初期整備(10,000円・税別)を請け負う場合も、カテゴリ・営業時間・提供サービス・説明文・写真の登録は代行しますが、確認の撮影だけはお願いしています。業者の名義でオーナーを取ると、契約を切ったときに店の情報が手元に戻らなくなるからです。

開業日をまたぐと何が変わるか

開業前と開業後で扱いが変わるものを並べます。ここを整理した記事をほとんど見かけないので、書いておきます。

開業前開業後
地図での表示開業日の90日前から。「オープン予定」として出る通常表示
写真の追加できるできる
投稿できるできる
口コミ来店していないので、付くとおかしい通常どおり
営業時間開業後の予定として入れておける実態に合わせる

注意すべきは口コミです。開業前に口コミが付いている状態は不自然です。知人に頼んで開店前から書いてもらう、といったことをすると、実体験に基づかない投稿としてポリシー違反になります。まとめて消えることもあります。

開店してから、来てくれた人にお願いしてください。頼み方はGoogleの口コミを増やす頼み方に書きました。

開業日は忘れずに実態へ合わせてください。オープンが1か月ずれることは珍しくありません。予定日を過ぎたのに登録が古いままだと、営業しているのに「オープン予定」と表示され続けます。

開業前にやらなくていいこと

優先順位の話です。開業準備の時期に、Webへ割ける時間はほとんどありません。

先にやること

  1. Googleビジネスプロフィールの登録と開業日の入力
  2. 正確な住所、電話番号、カテゴリ
  3. 外観と内観の写真を数枚

後でいいこと

  • 投稿を毎週書くこと。開業後に落ち着いてからで間に合います
  • Instagramのフォロワーを増やすこと。開業前に伸ばそうとすると、内装の写真ばかりになります
  • ホームページを何ページも作ること。1ページで足ります(店のホームページは1ページで足りるか)

写真については、開業前に撮れるものが限られます。内装が仕上がってから、営業前の誰もいない状態で撮るのがいちばんきれいに撮れます。開店してしまうと、お客さんが入った状態でしか撮れなくなる。この数日間は逃さない方がいい。撮り方は店の写真をスマホで撮るにまとめました。

正直に書くと、開業前のこの時期にWebを完璧にしようとしても無理です。登録と開業日と写真数枚。これだけやれば、開店初日に検索されたときに困りません。

まとめ

開業予定の年と月を決めて、プロフィールに入れてください。日にちは入らないので、月まで決まっていれば進められます。

そのあと、看板が上がったタイミングでオーナー確認に進む。この順番です。

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