最後の投稿が2か月前で止まっている。再開しようとして「ネタ切れ 対策」を調べたが、出てくるのは投稿ジャンルの一覧ばかり。

この記事は、止まった原因の切り分けと、続けるか減らすかの決め方を書きます。

先に結論を書きます。止まる原因はネタではなく、時間です。 1投稿は4つの工程に分かれていて、週3回の投稿を続けると月8時間かかります。この8時間を毎月出せるかどうかが分かれ目です。

1投稿は4工程。合計で月8時間かかる

投稿が続かない理由を書いた記事を3本読みました。Per-Fact、YOSHINANI、SBMコンサルティング。どれも参考になります。Per-Factは「成果が見えない → ネタが尽きる → 担当者が離れる」という連鎖で説明していて、この順番は正しいと思います。

ただし、3本とも1投稿に何分かかるかを書いていません。

当社がお客様のInstagramを運用したときの実測です。

工程1投稿あたり週3回・月12投稿
写真を撮る10分2時間
使う写真を選ぶ5分1時間
文章を書く15分3時間
確認して公開する10分2時間
合計40分8時間

月8時間です。週にすると2時間。営業しながらこれを出せるかどうかが、続くかどうかを決めます。

比較のために書いておくと、LINE公式アカウントの運用は月2時間です。 同じ「SNSをやる」でも、かかる時間が4倍違います。

工程ごとに分けると、止まった場所が分かる

4つのうち、どこで止まっているかを思い出してください。

  • 写真がない → 撮る工程が日常業務に入っていない
  • 写真はあるが投稿していない → 選ぶ・書く工程で止まっている
  • 下書きが溜まっている → 確認して公開する工程で止まっている

「ネタがない」と感じているとき、実際には最初の工程が止まっています。撮っていないから、選ぶものがない。ネタ集を保存しても、撮る時間が決まっていなければ再開しません。

時間が出せないなら、減らすか、やめる

読んだ3本には、やめるという選択肢が出てきません。 減らす話も出てきません。書いているのが運用を売っている会社だからです。

当社もInstagram運用代行を売っています。月額50,000円(税別)で受けています。そのうえで書きます。全部の店に勧めてはいません。

やめていい店の条件

次の3つに当てはまるなら、Instagramを止めて構いません。

  1. 来店の多くが検索と地図から来ている(Instagram経由の来店が思い当たらない)
  2. 写真に撮れるものが少ない(整体院、リフォーム、士業など)
  3. 月8時間を出せる人が店内にいない

この場合、同じ時間をGoogleビジネスプロフィールに使う方が、来店に近くなります。判断の順番はLINEとInstagram、店がやるならどちらが先かに書きました。

減らすなら、週3を月4に

やめたくない場合は、回数を落とします。週3回(月12投稿・8時間)を、週1回(月4投稿・約2.7時間)にします。

投稿頻度を落とすと表示が減るという話がありますが、止まっているアカウントよりは動いているアカウントの方がましです。 月12回で3か月止まるより、月4回を1年続ける方が写真は増えます。

続けるなら、曜日と場所を1つずつ固定する

続けると決めたら、決めることは2つだけです。

1. 撮る曜日を1日決める。

週3投稿でも、撮る日は1日でかまいません。その日にまとめて3枚撮り、予約投稿に入れます。毎日撮ろうとすると、撮れなかった日に負い目が残り、そこから止まります。

2. 撮る場所を1か所に固定する。

店内で光が安定している場所を1つ決めてください。窓際のテーブル、作業台の上、入口の棚。毎回そこで撮ると、写真の明るさと色が揃います。場所を探す時間がゼロになるので、10分が5分になります。

撮り方そのものは店舗の写真を自分で撮るに書きました。

文章は、写真を撮ったその場でメモしてください。後から思い出して書くと、15分が25分になります。

撮った写真は、Googleマップにも上げる

読んだ3本のうち、他の媒体への転用に触れているものは1本もありませんでした。Instagramの中だけで話が閉じています。

撮った写真は、そのままGoogleビジネスプロフィールにも投稿できます。 追加の撮影は要りません。上げる作業に1分かかるだけです。

店にとっては、こちらの方が来店に近いことがあります。Googleマップの写真を見る人は、これから行く店を探している人だからです。Instagramを見る人は、必ずしもそうではありません。

週1回、Instagramに上げた写真を1枚、Googleマップにも上げる。これだけで月4枚増えます。

最終投稿が古いと何が起きるか

止まったまま放置したアカウントを見たことがあります。最終投稿が半年前で、プロフィールには営業時間が書かれたままでした。

問題は、営業しているかどうかが疑われることです。

初めて店を調べる人は、最終投稿の日付を見ます。半年前で止まっていると「閉店したのでは」と考えます。実際には営業しているのに、そう見えます。

止めると決めたなら、プロフィールに一文だけ足してください。

ご予約・お問い合わせはお電話でお願いします。最新の営業時間はGoogleマップをご覧ください。

これで「止まっているが閉店ではない」ことが伝わります。プロフィールの整え方は店のInstagramプロフィールに何を書くかをご覧ください。

なお、当社のInstagram運用代行にリール動画の制作は含めていません。1本あたりの制作時間が写真投稿の数倍かかり、月8時間の枠に収まらないためです。

まとめ

今日やることは1つです。今月、Instagramに何時間出せるかを数えてください。

8時間出せるなら週3回。3時間なら週1回。0時間なら、止めてGoogleマップに寄せる。どれを選んでも間違いではありません。時間を数えずに「頑張って続ける」と決めることだけが、また止まる原因になります。

現在のInstagramプロフィールと投稿を確認し、予約・来店への導線を整理します。

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