6分割のテンプレートを選んだ。予約、メニュー、アクセス、クーポン、あと2つが埋まらない。そもそも自分の店にはWeb予約がない。
この記事は、載せる項目の決め方と、押されたかどうかの確認方法を書きます。
先に結論を書きます。個人店は3分割にしてください。 6つ埋めようとすると、押されないボタンが3つ増えます。押されないボタンは、あるだけで本物のボタンを見つけにくくします。
6分割を選ぶ前に、埋められるかを数える
リッチメニューの作り方を書いた記事を読みました。セプテーニ、クウゼン、それとLINEヤフーの公式マニュアル。どれも「大(最大6アクション)」と「小(最大3アクション)」の両方を紹介しています。
どちらを選ぶべきかは、書いてありません。
画像のサイズは公式マニュアルに出ています。大が2500×1686ピクセル、小が2500×843ピクセル。形式はJPG・JPEG・PNGです。
数えてみてください。押した先で用が済むページが、自分の店にいくつありますか。
- Web予約ページ
- 料金・メニューのページ
- アクセス・地図のページ
- 電話をかけるボタン
ここまでで4つです。6つには2つ足りません。
埋まらないマスに入るもの
残り2つを埋めようとすると、こういうボタンが生まれます。
- 「詳しくはこちら」(押すとトップページが開く)
- 「SNSはこちら」(Instagramへ飛んで、LINEから離れる)
- 終わったキャンペーンの告知
- PDFで作った料金表(スマートフォンで読めない)
どれも押されません。 そして6つのうち4つしか押されないメニューは、3つ全部が押されるメニューより成果が落ちます。目が散るからです。
置くのは、押した先で終われる3つ
順番があります。予約または問い合わせ → 料金 → 場所。 上から順に、店の売上に近いものを置きます。
Web予約がない店は「予約」を置かない
競合記事の業種別の例には、必ず「予約」が入っています。美容サロンなら次回予約、教室なら体験申込。
ただし、受け皿があるかどうかは、どの記事も問うていません。
電話予約だけで回している店が「ご予約」ボタンを置くと、押した人は電話番号が書かれたページに着きます。そこからもう一度電話アプリを開く。この一手間で、半分が離れます。
Web予約がない店は、こうしてください。
| 状況 | 置くもの |
|---|---|
| Web予約がある | 「予約する」→ 予約ページ |
| 電話予約のみ | 「電話する」→ 電話発信のアクション(ページを挟まない) |
| LINEで受けている | 「予約を相談する」→ トーク画面 |
リッチメニューには、電話をかけるアクションを直接設定できます。ページを1枚挟むより確実です。
業種別の3つ
| 業種 | 1つ目 | 2つ目 | 3つ目 |
|---|---|---|---|
| 美容室・サロン | 空き状況/予約 | 施術料金 | 地図・営業時間 |
| 整体院・接骨院 | 電話する | 料金と施術時間 | 初めての方へ |
| 飲食店 | 電話する | メニュー | 地図・営業時間 |
| 教室・スクール | 体験を申し込む | コース料金 | 場所と時間割 |
ボタンの名前は、押した後の結果を書きます。「予約する」「料金を見る」。「サービス」「インフォメーション」のような名詞だけの名前は、何が起きるか分かりません。
押されたかどうかを見る
作ったあとに見直している店は、当社が見た範囲ではほとんどありません。競合2本とも、効果測定について一言も書いていません。
実際には、管理画面で見られます。
- LINE公式アカウントの管理画面を開く
- 「分析」を開く
- プルダウンで「リッチメニュー」を選ぶ
見られるのは5つです。インプレッション(表示された回数)、インプレッションユーザー(表示させた人数)、クリック(押された回数)、クリックユーザー(押した人数)、クリック率。
エリアごとに分かれています。 つまり「3つのうち、どれが押されているか」が出ます。押されていないボタンは、翌月に入れ替えてください。
友だちが少ないと、数字は出ない
ここが肝心です。公式マニュアルにこう書かれています。
指定期間にクリックした人数が20人未満の場合、数値は表示されません
友だちが50人の店で、リッチメニューを押す人が月に20人を超えることは、あまりありません。つまり、分析画面は空のままです。
数字が出ないのは、設定を間違えたからではありません。母数が足りないだけです。
その期間にやることは、測定ではありません。自分のスマホで全部押して、途中で止まるものを消す。 これだけです。友だちが増えて20人を超えたら、数字を見る運用に切り替えます。
友だちの増やし方と、何人まで増やすかの考え方は店のLINEの友だちを増やす前に、何人までにするかを決めるに書きました。
なお、リッチメニューは通数を消費しません。配信の月200通とは別枠で、ずっと表示され続けます。無料プランのままでも制限はありません。通数の数え方はLINE公式アカウントは無料でどこまで使えるかをご覧ください。
やってはいけない4つ
競合記事には注意事項がありません。当社が実際に見たものを書きます。
1. 終わったキャンペーンを残す。 ある店では、半年前に終わった割引のボタンが残っていました。押すと「開催は終了しました」と出ます。信用を落とすだけです。
2. 同じ場所へ飛ぶボタンを並べる。 「メニュー」と「料金」が両方トップページへ飛ぶ、など。1つにしてください。
3. PDFを置く。 スマートフォンでPDFを開くと、拡大しないと読めません。料金表はWebページで作ります。
4. 作った日から一度も直さない。 営業時間や料金が変わっても、リッチメニューの中身は自動で変わりません。
作ったあと、誰がいつ直すか
直す機会は、年に何度も来ます。年末年始の営業時間、価格改定、新メニュー、スタッフの入れ替え。
直す担当を決めていないと、放置されます。 上の「半年残っていた」例も、担当が決まっていませんでした。
当社のLINE運用代行では、リッチメニューの初期制作と、月1回までの更新を月額10,000円(税別)に含めています。LINE全体にかかっている工数は月2時間です。Instagram運用の月8時間と比べると、手が空いていない店でも回せる範囲に収まります。
自店でやる場合は、月初に5分だけ見る日を決めてください。 全部押して、止まるものがなければそれで終わりです。
まとめ
今日やることは1つです。自分のスマートフォンでリッチメニューを開き、全部のボタンを押してください。
押した先で用が済まないもの、途中で止まるもの、終わったキャンペーン。見つけたら消します。埋まっていたマスが3つになっても、それが正しい状態です。
現在の友だち数、配信頻度、リッチメニューを伺い、優先する改善をご案内します。
LINE運用を無料相談するLINEで無料相談する友だち追加後、そのままメッセージを送ってください。営業時間内に当社が返信します。出典
- LINEヤフー株式会社「リッチメニューを作成する」
- LINEヤフー株式会社「リッチメニューの分析」
